てんかんの発作が起こった時の対応策

もし、あなたの身近な人がとつぜんにてんかんの発作を発症してしまったらどうしましょう?てんかんのことについて知らなければ、高い確率でパニックになってしまうと思います。身近な人でなくても、外出時に突然そのような状況に出くわしてしまう可能性は否定できませんよね。

 

パニックになるのは、てんかんの発作が起こったときの症状や状況がわからないからです。ですので、かんたんにではありますが、てんかんの発作を起こした人がいたときの対処方を書いておきます。

 

まず。何よりもまず、あなたが落ちついてください。冷静さを欠いてしまうと、できることもできなくなってしまいますからね。まずてんかん患者の人が意識を失って倒れてしまったときのことを考えて、安全なところに寝かせてあげましょう。その後に、身につけている装飾品などを外しておきます。眼鏡や腕時計、アクセサリー類ですね。できれば、ベルトや服のボタンをゆるめて楽に呼吸できるような形を作っておくといいでしょう。

 

この時に余裕があれば、発作がいつ頃、どのように起こったのか、を覚えておきましょう。心配だからと、患者の身体をゆすったり、大声で名前を呼んだりするのは厳禁です。てんかんの発作は脳内の神経細胞が興奮状態に陥っているのです。ですので、外部から刺激を与えるような行為はできるだけしないように注意しておきましょう。

 

また、舌を噛むといけないからと、ハンカチなどを口に入れることはしないでください。怪我や窒息の原因になることが多いので、やめておきましょう。嘔吐するような場合もあるので、そのときは嘔吐物が喉に詰まらないように頭を横に向けてあげてください。

 

そのような状態で発作が終わるまで待ちます。発作が終わっても、すぐには動かしたりしないで暫く休ませてあげてください。そのまま眠ってしまう場合もありますが、そのときはそのまま眠らせてあげるのが正解です。人によっては、自動症と呼ばれる行為が続くこともあります。これは発作のあとに夢遊病のような状態になることをさします。このときも怪我などをしないように見守ってあげてください。

 

発作が10分以上続いたり、1度治まってから再び発作が始まるような場合は救急車を呼んでください。そして、救急隊にあなたが見たことを伝えてください。